間違ったダイエットの結果 摂食障害になりかけた話 後編

ダイエット

 

 

37キロまで痩せた私は

会う人会う人に心配され、

大丈夫?と言われるのですが、それがもう私にとっては褒め言葉になっていました。もはや自分がそこまでガリガリなことにも気がついてませんでした

コンクールに出るときも、部門の中で順位よりも自分が一番細いかどうかを気にしていたぐらいです。

母に萌が一番細かったよと言われるたびに満足していました。

そして、見た目も美しくないほど痩せ、ジャンプは跳べない、エスメのタンバリンに振り回されてピルエットが回れないほど筋力は弱くなりました。生理も一年止まりました。

それでもさらに痩せたかった。

今度は太れと怒られます。

そんなこと言われても、太ることが恐怖なので、食べ物を身体があまり受け付けません。

食べたくないし、食べれない

満腹感が嫌い、

特にレッスン前に少しでもお腹に物が入っている感覚になると軽くパニック

ご飯を食べてしまい、お腹に物が入っている感覚が少しでもあるともうレッスンに行きたくなくなる。

もはやバレエやめたい。

何にもしたくない。

寝たきりになりたい。

太ったって思われる。のがこの世で一番嫌なこと

0.1キロの体重の変化で一喜一憂

このように段々とメンタル面に支障が出てきました。

友達との誘いも、外食があると、自分の食生活のリズムが崩れるから行かない。

段々と

生きる楽しみは痩せることのみ

バレエのために痩せるのではなく

痩せるためにバレエをするという感覚になってしまいました。

こうしてドイツに来たのですが、

はじめの数日間体重計がなかったので全く体重を測りませんでした。

ずっと友達と行動していたのである程度食べる時間も行動も合わせなければいけません。

そしてそのはじめの数日間、他のダンサー達はちゃんとご飯を食べているのを目の当たりにしました。

彼女たちは食べるものに気を使いますが、きちんと量を食べているのです。

みんな社交的で性格も明るいです。

そして、筋肉がキレイでなにより人間味のある魅力的な踊りをします。

そして気がついたこと。

私がこんなに頑張って食事制限したり体重減らすことに命かけていたのは自分のためじゃなくて親や先生に褒められるためだったと言うこと。

一緒にいつも過ごしてくれた友達のおかげで、

私は食べることへの恐怖がなくなっていきました。

一年目は、あまり神経質にならないようにみんなと同じように食べました。

こうして何でも食べるようになったのですが、

当たり前ですが体重が増え見た目は変わります。

帰国するたびに太っただの痩せただの私の体型をジャッジされるのが本当の本当の本当にいやで

帰国前はいつも緊急ダイエットでした😅がうまくいかず。

そしてついにまたダイエットをしなさいとディレクターから言われます。

また不健康ダイエットに走った私はストレスで気持ち悪くなるまで食べる過食のような症状に悩まされました。

そして下剤を飲むようになりました。

食べ過ぎて後悔して、下剤を飲み、

断食をしようとしたりもしました。

学校を休んだことも数回あります。

こんな生活を2年間続けました。

当たり前ですが全く痩せず、悪循環

本当に辛かった。いつもまたガリガリになりたいと思っていました。

友達はいつも今の方がいいよと言ってくれていたのですが、

それでもまた拒食症になりたいとずっと思っていました。

がうまくいかず、ディレクターにも見捨てられました。

そんなこんなでもう学校でいい成績をもらう希望がなくなった頃、笑

もう人がどう言ったからとは関係なく、

自分が心も身体も健康でいたい

ということを、考えるようになりました。

踊っている限り

健康と体型維持はつきものです。

無茶なやり方で残りのダンサー人生ずっと苦しみたくない

そう思いたどり着いたのが、

毎日筋トレをする。

食べる量より食べる物に気を使う。

身体が苦しくなる食生活はしない。

今私が心がけているのはこれだけです。

体重計にはあまりのりません。

体重計が私を狂わせたキッカケなので、もうあまり数字にはこだわりません。

それよりも綺麗な筋肉と、動きやすい身体のコンディションでいること。

こっちの方が全然大事です。

今では、ヘルシーな食材を使って色々なレシピを考えるのがとても楽しいです。

そして心は今まで以上に健康です。

バレエだけが、人生じゃない、

そして人生がバレエだけじゃない人の踊りの方が何倍も魅力的

何を言われようと自分のことは自分が一番わかっていなきゃいけません。

ただこの苦しかった経験もできてよかったです。

これからも自分の身体の声を聞いて、そして人としてもダンサーとしても綺麗で健康でいられるようにしたいと思います。

今の目標はこうした経験を生かしていろいろなダンサーのメンタルと体のヘルスをサポートできるような人になることです。

 

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