プロバレエダンサーになるためにコンクールは必要か?

2020-08-18

 

 

こんにちは

今日はプロバレエダンサーになるためにコンクールは必要かということについて書いていきたいと思います。 

 

最近では日本国内で毎月のようにバレエコンクールが開催されていますね。

夏休み期間はもう毎日のように開催されているような気がします。

さて、結論から言ってしまうと、

コンクールに出場することがプロになるために必要かどうか。

答えはNOです。

コンクールの受賞歴が就職に有利か。

答えはNOです。

私の周りにはコンクールに一度も出たことがないダンサーがたくさんいます。

そしてドイツやフランスなどヨーロッパーではコンペティションは趣味で踊る人のためのものとされているそうです。

小さな頃から難しいヴァリエーションなど絶対に踊らず、きちんと基礎に重点をおいてトレーニングをします。

 

子供のうちは基礎を身につけることが一番大切で、間違った体の癖がついてしますと大きくなってから直すのはなかなか難しいです。

 

ただ、私はコンクール出場に反対しているわけではありません。

私自身も学生の頃たくさんコンクールに出ていました。

そしてコンクールが大好きでした。

何を目的にコンクールに出るかによって、コンクールが必要か必要ではないか変わってきます。

ただ私がとても後悔していることがあります。

それはヴァリエーションを踊ることにフォーカスしすぎた結果、

基礎を全くやってこなかったことです。

コンクールでヴァリエーションなんかを踊るより、

完璧な5番ポジションをできるようになることの方がよっぽど大切なのに、、、

私は基礎を疎かにせず、順位に左右されないと言う自信がある人のみコンクールに出ることをお勧めします。

舞台経験を積むことはとても大切です。

そしてコンクールを楽しめると言う人が出場するのは良いと思います。

そして舞台に立つというゴールに向け自然と練習量も増え、きちんと自分に向き合い熱心にお稽古する機会になります。

なので、あくまでも個人のスキルアップを目的とするのなら、コンクールに出場することを大いにお勧めします。

だけど、コンクールの雰囲気が嫌いと言う人は無理に出場する必要は全くないと思います。

コンクールが嫌いな人はきっとコンクールに向けて練習するモチベーションが上がらないと思います。

なのでコンクールが遠回りになってしまうこともあると思います。

またコンクールで上位を取っている人がバレリーナになれるかと言ったら、

それもNOです。

コンクールでつけられた順位は本当にただの数字であって、なんの意味もありません。

その順位を糧にその後お稽古を頑張ることに意味があるのであって、

その結果に一喜一憂してしますような人はコンクールに出ない方が良いと思います。

また、一番最初に述べたように私の周りにはコンクールに出たことがないダンサーがたくさんいます。

なので受賞歴があった方が海外での就職に有利だから

というのは嘘になります。

大きな国際バレエコンクールで入賞すればもしかしたらその後につながるチャンスがもらえるかもしれない。

私も一時期海外バレエ学校への留学のチャンスがあるコンクールのみに絞って挑戦していた時期がありました。

が、それは本当に狭き門。

結局コンクールはいきたかったバレエ学校の校長に直接会うために出場しました。(詳しくはこちら)私がバレエ留学をするまで

いきたい場所、なりたいダンサー像が明確ならもっと近道があります。

賞やスカラシップを待っているより

実際にそのいきたいバレエ団やバレエ学校に直接コンタクトする方が

絶対に近道です。

履歴書に書いてある日本の小さなバレエコンクールでの受賞歴を気にするディレクターはどこにもいません。 

 

なので私の意見としては、たくさんの数むやみやたらに受けるのでは無く、

きちんとどんなコンクールなのか見極め、

その時の自分に必要なのか、

そのコンクールに出場することがプラスに働くのかどうか考えてから受けるべきだと思います。