こんにちは。

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新作の初演まで後3週間になりました。

またオペラのリハーサルも始まり少しずつ忙しくなってきてやっと仕事に戻り働いているという実感が湧いてきました。

今日は、私たちがどのように作品を作り上げているのか、また年間どれくらいの作品を上演するのかということについてお話しします。

ドイツでバレエダンサーとして働く!劇場の1年と作品ができる過程

 

劇場の1年間

ドイツにはたくさんの劇場があり、バレエやダンスカンパニーがついていることが多くあります。

大体大都市にある大きな劇場のバレエカンパニーのダンサーはバレエやコンテンポラリーのプロダクションのみに出演し、オペラやミュージカルなどは別のダンサーを雇っているところがほとんどです。

ですが、小さな街の劇場ではバレエカンパニーのダンサーがオペラやミュージカルにも出演します。

実際に私が働いている劇場もそのうちの1つです。

シーズンは8月か9月に始まり終わりは6月か7月です。

その1シーズンの間に大きなバレエ団では年間10作品近くを上演し、古典バレエも上演しますが、

小さなバレエ団では古典バレエよりも創作者が多く、年間大体2−4作品を上演し、そのほかに2、3作品のミュージカルやオペラを上演します。

今年はコロナウイルスの影響で他のシーズンに比べて上演できる作品が少ないですが、

私たちのバレエ団では、10月にバレエの初演が1つ、11月にオペラの初演が1つあります。

1月以降の予定はまだ決定されていないのですが、バレエガラをする予定です。

本来なら他のバレエ団からのゲストも招いて、他のカンパニーのダンサーと知り合う良い機会なのですが、今年はコロナウイルスの影響でカンパニー内のダンサーのみの出演になりそうです。

 

1つの作品を上演するまでの過程

大体バレエの作品のリハーサルにかける期間は2ヶ月間ぐらい、オペラやミュージカルも大体同じくらいです。

キャストが張り出され、スタジオでクリエーション(振り付け)をし、本番の2週間前ぐらいからステージリハーサルを数回し、オーケストラと音合わせをし、本番1週間前からはメイクと衣装つきのステージリハーサルを毎日して本番を迎えます。

このステージリハーサルで写真を撮って、劇場の宣伝に使われることが多いです。

私は一度ヘアゴムを手首につけたままステージリハをしてしまい、翌週新聞に写真が載っているのをみて気がつくというミスをしたことがあります笑

この最後の1週間はもうみんなヘトヘトになりながら緊張感とアドレナリンでなんとかやっています笑

大体初演の数日後には2回目の公演があるのでそこまでは気合でなんとか乗り越えます。

上演する作品の振り付けはゲストを迎えることもありますが、うちの劇場はほとんどがディレクターの作品です。

またリハーサル期間には衣装合わせが何度かあります。

衣装は元々シアターで昔使っていたものをひっぱり出してきてリメイクする場合もあれば、衣装部が1から新たに作ってくれることもあり、作品によって様々です。

衣装もデザイナーさんによって全然雰囲気が違うので毎回楽しみの一つです。

初演が終わったら

うちの劇場では先ほども述べたように初演が終わったら、同じ作品を大体また数日後に上演します。

しばらく毎週末上演し、その後は他の作品と交互の上演で大体月1回になります。

リハーサルは一度初演が終わったら、ランスルーといって通し稽古のみのことがほとんどで、通し稽古が終わった後にダメ出しをもらい、もう1度やり直したり、そのまま終わりだったり、他の作品のリハーサルと並行して行われることが多いので、初演が終わった作品にはそんなにリハーサルに時間をかけません。

初演が終わってすぐにもう次の作品のクリエーションがスタートしていることが多く、また同じプロセスの繰り返しです。

こんな感じで1シーズンがあっという間に過ぎて行きます。

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